「サボり」を研究する その参
図解ビジネス心理学 1 モチベーション やる気を引き出す20のポイント (通勤大学文庫)
- 作者: 林恭弘
- 出版社/メーカー: 総合法令出版
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: 文庫
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またサボってしまった。
今回は指の怪我が原因とはいえ、なんとなく罪悪感を感じる。
だが、サボったことによる罪悪感にさいなまれながら、ある種の快感に目覚め始めている気がする。
という訳で、今回の研究テーマは「能力の減衰」についてです。
ここでいう能力とはどういったもののことでしょうか。それが減衰していくとはどういうことでしょうか。
この能力を3つに分けて説明していきたいと思います。
1・「想像力」の減衰
つまりはネタ切れです。
自分で一つのネタを形にして記事として作り上げることは、結構な想像力を消費します。その想像力が減衰していけば・・・そこに待っているのはサボりです。
ネタが切れるということは、サイト運営者にとって日常茶飯事です。ですが、頻繁に起こる事の割には克服するのが大変だったりしますよね。
ネタ切れに喘いでいる方には、以下の方法をオススメします。
自分は何のためにサイトを運営しているのだろう、読者は何を期待しているのだろうと、基礎的な部分をもう一度思い返してみるのです。サイトを立ち上げた頃の「どうしていかわからない感」を思い出してみましょう。
現在の貴方は、その頃よりもパワーアップしているはず。想像力も、現在は減っているかもしれませんが、最大値は確実に増えているはず。
あの頃だってなんとかして来たんだ、今なんとかならないはずがない。そんな風に考えてみてはいかがでしょう?
なんとかならないはずはありません。そんな風に開き直ることができれば、サボりの誘惑に打ち勝つこともできるでしょう。
2・「表現力」の減衰
ネタはある。でも書けない・形にできない。
現在の私のような状態は、表現力が減衰してきているのでしょう。
実際にしばらくまともな記事を書かなかっただけで、「カタチにする力」が減っているのを感じました。
しかし、表現力を明確に数値化することなんて不可能なので、あくまで感覚として「減っている」と感じているに過ぎません。「表現力スカウター」みたいなのがあれば便利なんでしょうけどね。
書けない・形にできないのは、「書く習慣」から離れていただけです。
表現力というものは増えることはあっても減ることはないと思います。表現力が減ったと感じているなら、それは「表現をサボっていたから」です。
そんな、表現力の低下に惑わされている貴方は、脳ミソに少しだけ刺激を与えてあげるとよいでしょう。
普段やらないことをやってみる。普段書かないようなことを書いてみる。普段行かないようなところに行ってみる。それだけで脳ミソは驚くほど活性化することでしょう。ヒキの方は散歩に出るだけでいいと思います。
サボりによって老化した脳ミソに刺激を与えましょう。そうすれば、表現力の向上につながる何かが見えるかもしれません。見えなくても責任は取れませんがね。
3・「更新力」の減衰
我ながら大胆な造語を作ったものです。「更新力」ですって。
ま、「更新意欲」と思っていただければ幸いです。
更新する気が起きないというということも、サイト運営者には頻発するトラブルです。ネタがあって、書く力も残っているのに更新できない。一番やっかいです。
更新意欲につながるモノとはなんでしょうか。カンタンなところではアクセスと反響ですね。
アクセスが増える→見ているヤツ多いんじゃね?→やる気が出る
反響がある→俺期待されてんじゃね?→やる気が出る
非常にカンタンなフローですね。ですが、これが更新意欲に大きく影響を及ぼすんですよね。
でも、自分のサイトで手っ取り早くそれを得ることは難しいので、ここは大手、というか人気サイトを見て、アクセスと反響を得た気分に浸ってみましょう。
そこには自分のサイトにはない「何か」があるはずです。その「何か」は私もよくわかりませんが、これが何かわかった時が、私が人気を得る時なんでしょうね。
結局のところ、更新意欲は自分でなんとかするしかありません。ただ、どうしていいかわからずにウダウダ考える前に、他を見てみましょう、ということです。
さて、いかがでしたでしょうか。
この3つの能力、どれも欠けてはいけない大切なものです。
サボりの誘惑に負けそうな貴方が、誘惑に打ち勝つきっかけになれば幸いです。
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