サルでもわかる、わかっちゃうッッ!!パチンコ業界入門

パチスロひとり旅 6 (白夜コミックス)

パチスロひとり旅 6 (白夜コミックス)

あ〜、画像ないのね、残念。
今日は久々にブックオフなんか行っちゃって、古本をたんまり買い込んで来ました。それがこのシリーズ「パチスロひとり旅」です。もともと旅行好きだし、パチスロ好きだし、立ち読みで済ませていたのがもったいない感じになる本でした。イイ!!


それはそうと、パチンコ業界のお話でしたね。


パチンコ業界も、射幸性*1が高くなるにつれ、パチンコ人口も「コア層」と呼ばれるマニア・ジャンキーに支えられるようになってきました。ですが、パチンコが一皮むけるためにはこの「シャコーセー」ってヤツをどうにかしないといけなかったのです。

そこで出てきたのが内規の改定なんですよ。今のパチンコ屋に置いてあるのは、パチスロ⇒4号機 パチンコ⇒(ほとんど)ゼロヨン基準機 というものなんです。ここでは詳しくは書きませんが、要はメチャクチャ爆発する台なんですよ。
パチンコやらない人に「1〜2時間で10万もうけたらどうする?それが可能なんだよ、今のパチンコは・・」なんて業界人ぶって話したりすると必ず驚かれますね。そう、可能なんですよ。

でも勝つ人がいれば負ける人もいる。勝負事の常です。パチスロのお話をすると、1000円で遊べる時間はいいとこ3〜5分。すばやく回せば2、3分ってとこです。それが1時間・2時間と当たらずにいると簡単に2万円・4万円と負債が増えていくんですよ。そんな業界に身をおいているんですよ。

あまりにパチンコに夢中になりすぎて、車に赤ちゃんを放置してひからびさせるアフォ親とか、サラ金で借りまくって首が回らない人、生活を賭けたがうまくいかず、トイレで首を吊ってしまう人、冗談じゃなしにいるんです。だからこそこんな業界変わっちゃえばいい。

そこで出てきたのがパチスロ5号機なんです。細かいところはこのへんでしらべてもらうとして、簡単に言うと「ギャンブル性の低い台」が出たんですよ。ここで重要なのが、ただ出ただけではなく内規自体が変わっているので、数年後にはパチスロは「ギャンブル」ではなく「遊べるもの」になるでしょう。その5号機のさきがけが「新世紀エヴァンゲリオン」なんですよ。

パチンコでも好評を博したエヴァが、製作元が一緒でパチスロに、となるとファンの期待度も上がります。実際今日は近くのホールが入替だったんですが、並んだのにもかかわらず台を取ることは出来ませんでした。ファンの関心度も高いようです。

以前、花月伝説という台がパロット*2として導入になりましたが、結局鳴かず飛ばずだったようですね。これが「5号機」としては初だったんですが、今回の「新世紀エヴァンゲリオン」は「パチスロ5号機」としての初なんですね。

ここで問題。一度高まってしまった射幸心で5号機を打つと、正直ツマンナイんですよ。1時間で10万のとろけるような快感を味わってしまったら最後、もうダラダラ出るような台はつまらなくてしょうがないのです。そんなジャンキ−に支えられている業界で5号機は受け入れられない。それが一般的な意見です。

ですが、ここで異論を唱えたい。「メーカーを甘く見るな!」と言いたい。
5号機があるくらいですから、パチスロは1号機から4号機まであるわけです。その数字が変わるたびに台を作るルール(=内規)が変わってきたんですが、パチスロの人気はずっと(誇張あり)右肩上がりなんですよ。
決められたルールの中で「ここをこうしたら〜〜」のように試行錯誤を重ね、1〜4号機のどの世代でも名機と呼ばれる台が作られて来ました。メーカーは変えられたルールの中で「チャレンジタイム」「アシストタイム」「ストックタイム」などの機能を生み出し、パチスロの人気が上がっていったのです。
以前の改正よりも今回の改正はルールが相当きつくなっているんですが、ここはメーカーを信じましょう。きっと面白い台を作ってくれるはず!!

そしてここで叫んでおこう。
パチスロの未来は明るい!!」と。


追伸:エヴァは面白くなさそうだったよ・・・orz



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*1:要は「アツくさせる」部分のことですね。漢字合ってるか分からんけど

*2:パチンコ玉で遊ぶスロットね