言葉の使い方とは。

今日ね、仕事中にラジオ聞いてたんですよ。NHK。普通にニュースやってたんですが、気になる話題が。言葉の使い方についてでした。難しい四字熟語の使い方は、50代以上の高年齢層よりも、30代くらいまでの若者のほうが正しいとか、そういうニュースでしたね。「青田買い」と「青田刈り」、「汚名返上」と「汚名挽回」。正しいのは2つとも前者ですが、その正解率が若者の方が高かったようです。
んで、ここからが本題なんですが、NHKのアナ声で「かっこいい、すごいなどを表現する『ヤバい』という言葉が若い人たちの中で多用されているようです」みたいなことを言ってたのでちょっと考えてしまいました。
確かに便利な言葉って多いですよね。「ヤバい」もそうだし、「微妙」とか、形容詞で使う「マジ」とか。そんな便利な言葉に頼っているから若者の語彙力が低下している、とか言われても文句が言えない。ただ語感がいいから使いやすいし、とりあえず「ヤバい」って言っておけば問題ないかな?みたいな風潮もあるし。この流れでいけば日本語はおかしくなってしまいますよ。
ただ、おかしくなったらダメなのかといえばそうでもないと思いますよ。実際国語辞典*1とかにも新しい日本語や流行語がたくさん取り入れられているようだし、そういう日本語が認知され始めている、ということですよね。
ザインの記事の時に引用した「宇宙ヤバイ」なんかまさに新しい日本語の典型なんではないでしょうか。
言葉について考えると、自分の文体に自信がなくなってきますね。ただ、このブログは特に正しい文体で書こうとは思ってないので、そのへん華麗にスルーしてもらえれば幸いです。話し口調と論文口調をごっちゃにしてますんでね。

*1:新解さん、だっけ?