昨日のブログに関する記事でいろいろと思い出した。

今のネットって混沌としてないですか?ネット歴8年そこそこベテラン(のつもり)の私はそんな風に感じますよ。
私がネットを始めた8年前って、いろいろなジャンルのHPこそあったものの、まとめサイトやblogなんて便利なものはなかったから、ジャンルごとに人の集まるHPってのがあったんですよね。溜まり場みたいな。そこにはツリー形式の掲示板とかチャットなんかがあって、そこでまったりと趣味の話題に花を咲かせていたんですよね。シンプルで平和な時代だったと思います。私が知ってる限りでは。
そんなまったりとした世界が変化したきっかけは2ちゃんねるの出現だと思います。様々な話題を網羅した巨大掲示板。しかも匿名。それまでなにかにつけてささやかれていた「ネチケット」がそこでは通用しませんでした。2ちゃんねるがいいとも悪いとも言いませんが、そういう影響を与えたことは確かだと思いますよ。2ちゃんねる用語などというものも生まれ、更にインターネットは混沌としていきます。
そして起こるべくして起こってしまった「ネオむぎ茶」事件。2ちゃんねるというよりもインターネット全体の不信感が高まってきました。興味本位で2ちゃんねるを覗いた一般人が「空気嫁」とか言われて更に不信感がつのる。悪循環ですねぇ。当時私は2ちゃんねるの存在は知っていましたが、その頃は荒れていたイメージがあるので、極力見ないようにしていました。
いろいろはしょって現在、「電車男」や「今週、妻が浮気をします」等、インターネットから生まれた話題作のおかげでインターネットや2ちゃんねるの印象は良いものに変わりつつあります。
私はこの風潮に疑問を抱かずにはいられません。「電車男」なんてすごく美談にされてますけど、初代スレッドの>>2〜>>20のコメントが違っていれば膨大な数のスレッドの中に埋もれていたことでしょう。実際に書籍の中身なんか否定的な意見や荒しを削除した、「いいとこどり」なわけですから、一見さんは2ちゃんねるの中身の1000分の1を知ったに過ぎないのです。問題なのは、一見さんが2ちゃんねるの実態を知ってしまったときですよ。また評判悪くなりますよ?NEETの巣窟だとか言われそうだし。実際そうかもだけど・・・。
結局言いたいのは、ネットが混沌としてることが悪いんじゃなくて、使えるところだけチョイスすればとても有用なツールになるので、もっとインターネットに対する理解・知識を深めてほしいなぁ、ということです。パソコンってエロ画像表示マシーンじゃないんで。

ちなみに私は2ちゃんねる歴2年半、バカニュース板在住。ほとんど名無しですが。「電車男」はスレッド全部見ました。本も買いました。映画も見ました。

編集後記

あ〜、やっぱ文章力が足りないなぁ。というか構成力が足りない。途中で何書いてんだかわかんなくなっちゃってるし。つじつま合ってないし。これからはいっぱしのブロガー気取りでやっていこうと思ってるんで、その辺も何とかしなきゃな。それが「いい記事」につながるなら。


WEB拍手ボタンです。押すと音が鳴ります。パチパチパチって。