最終回が嫌い。
この最終回がすごい!―時代を代表するオドロキの最終回13本! (ダ・ヴィンチ特別編集)
- 作者: 別冊ダヴィンチ編集部
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2003/01
- メディア: 単行本
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最終回が嫌いです。
これを見たら、もう終わっちゃうんだよなぁ、って思うと見れません。
アニメの番組改変期には、いつも憂鬱になります。どれを見ても最終回ばっかりだから。
面白かったアニメや、好きなアニメだったものほど、最終回が嫌いです。
毎週毎週、ずっと楽しみにしていたものがなくなると思うと見れません。
だから、実際見ていない最終回もあります。自分でそのアニメを終わらせたくないから。
最終回を放送したからといって、そのアニメが終わってしまう、ということではありません。
製作者側がOVAで続編を作ったり、ドラマCDでサブストーリーを語ったりすることがあります。また、同じ趣味の仲間達が作り上げた同人誌などでも、物語の続きを楽しむことができます。
むしろ、テレビ放送では収まらなかった続編を好む人たちもいるようです。
ですが、毎週楽しみにしていたあの時間は、やはり戻りません。
最終回を見る、という行為は、物語との決別を意味していると思います。
自分の中で区切りをつけ、新番組を見る準備をするということです。
半永久的に放送するアニメなんて、ドラえもんとクレしんとサザエさんだけで十分だし、長くて2クールの深夜アニメごときに憂鬱になるなんてアホみたいです。
だけど、終わらせたくない。
最終回を見たら終わっちゃう。
それに、もったいないし。
だって、「最終回を初めて見る」ことは、1度しか出来ないんだから。
だから、最終回が嫌い。