私が思うところの「オタク像」
最近の流行だかなんだか知りませんが、いろんな所で「オタク」を目にするようになりましたね。そのうえ一部ではもてはやされるような風潮さえあるというじゃないですか!オタクってのはもともと忌むべき存在で、周りからは徹底的に排除され、仲間達と傷をなめあっていくしか道がない種族だったように思いますが、どうやら活路のようなものが開けた感じがしますね。
ですが、ここで活路が開けている人は真性のオタクではないでしょうね。真性のオタクには確固たる一本の道があって、たとえそれが一生日の目を浴びなかろうとわき目も振らず突き進んでいるはずです。周りには一切興味を持たず自分さえ良ければいい、それがオタクのあり方ではないでしょうか?当然、「そうなるべきだ」とか「そうじゃなきゃオタクを語るな」とか言うつもりはないですが、パンピーがルパン見ながら「アニメとか見てる俺ってオタクだよな〜」とか呑気に言われると若干腹が立ちますね。
たまにこういうこと書きますけど、結局はオタクであるところの私の劣等感がこんなこと書かせてるんだろうなぁ、なんて思いますね。あとはオタ特有の「つまらないプライド」ですね。オタクはどこかで自分たちオタクを「優れている者」扱いしているフシがあって、自分の専門分野の話が聞こえようもんなら聞き耳を立て、しかも間違った情報が出ようもんなら容赦なくツッコミを入れますよね。まさにそれがパンピーに「引かれる」部分なんでしょうけどね。
オタクにも実際に会話に割り込んで突っ込みを入れるタイプと、心の中で「あいつテキトー抜かしてるよm9(^Д^)プギャー」とほくそえむタイプがいますよね。そこがパンピーとうまくやれるか孤立するかの境界線でしょうね。相当濃いヲタでも一般社会でうまくやっている人なんてゴマンといますし、それが理想系なんでしょうけど、それでも私の思うオタク像は前者の「引かれる」タイプですね。何度か書きましたが、オタクが美化される傾向にあるのがとても危険な気がしますよ。俺たちをそっとしておいてくれ。